テクニカル重視の株式投資


では利益を上げる側になるにはどうしたら良いか。それは、売買のタイミング、そしてリスクをどれだけ減らせるかにつきると考えています。永続的に利益を上げるためにはこの点を自分のものにすることが大切です。

現在はインターネットなどの普及で会社の発表する決算などは全ての人が知りうることで、タイムラグ(時間の遅れ)もありません。 これはどういうことかというと、決算を知ってからその会社に投資をしても時既に遅しということなのです。また株式分割や追加公募なども同じです。

投資をする会社を信じてずっと前から株を持っている、というのはその会社の決算が良好であれば大きな利益も上げられますが、気の長い話であると同時に、かえって地政学的なリスクや株式相場全体の影響を受けないとも限りません。それはリスクを常にかかえた投資というふうに言えます。

以上を言い換えると、ファンダメンタルなデータ(会社の業績とか財務状況を元にするということ)で投資をするにはそれ相応の目利きが必要になります。これをやっているのが証券会社や投資顧問の人たちです。一方統計学的な見方、つまりテクニカルな見方をして投資をするというのは、 もちろん証券会社や投資顧問の人たちもやっていますが、一般的なサラリーマンにもまだまだ開拓の余地があると考えることができます。

それでも非常に多くのテクニカルな見方は確立しており、そう簡単には勝ち組にはなれません。ただファンダメンタルな見方、テクニカルな見方どちらもただその法則に沿っていたのでは失敗がついてまわります。そこで見方を変えると、いかにして利益をだすかというのではなく、いかにして損をしないように投資するかという考え方をするのです。それではいつまで経っても利益が出ないじゃないかと考えてしまいそうですが、 損をしない=利益はゼロまたはプラス、ということであり、利益も出せるのです。何より損をしない、つまりリスクが無いということが安心した投資の支えになってくれます。

現実には損をしないということはありえないのですが、この損を最小限にするように投資方法を考えていくことを私は考えるようにしています。