株式投資の準備


株式投資を始めるにあたり、準備することがあります。それは次の通りです。

  1. パソコンを扱えるようになり、インターネットができる環境を整える。
  2. インターネットで送金できる普通の本人名義の銀行口座を開設する。
  3. 証券会社を選び、証券口座を開設する。
  4. 株式投資に使えるお金を準備する。
  5. 心構えをする。
  6. 実際の投資の前に投資手法を考えてみる。

それ以前に株式投資とは・株式投資の理論・株式投資のリスクなどについて下記の様な分かり易い本が沢山出ていますので 一読をお勧めします。知人やサイト情報だけだとどうしても偏った知識だけが入ってしまいがちです。またインターネットの環境についても大きなお金をネット上で動かしますので十分なセキュリティ対策を講じておく必要があります。

(1) パソコンを扱えるようになり、インターネットができる環境を整える

ここのサイトをご覧になっている方はすでにパソコンが扱えるかただと思います。株式投資をするにあたって、特別パソコンの難しい操作を覚える必要はありません。ただ、数字の打ち間違いにはくれぐれも注意してください。私は会社への出掛けに慌てて株の売り注文を出す際、10000株とするところを1000株としてしまい、損をしたことがあります。

このサイトを自宅でご覧になっている方は、すでにインターネットもできる環境が整っていると思いますが光ファイバーといった高速回線であることが望ましいと思います。これは、たまの休みにデイトレードをしたときに株価のリアルタイム情報が、値動きの激しいときに表示の遅延を起こし、売りのタイミングがずれて損をしたことを経験したからです。その後私は光ファイバー回線に変更したところ、このようなことは無くなり、安心して株価情報を見ることができるようになっています。

またパソコンは余裕のある方はぜひ2台以上、あるいはマルチ画面のパソコンをお使いになることをオススメします。これは株価情報(板)をみながら、売買注文を別のパソコンあるいは画面で行うというもので、さらに買い注文をする際、値動きを見ながらその銘柄の過去の株価チャートを確認する、などというときに非常に便利だからです。

(2) インターネットで送金できる普通の本人名義の銀行口座を開設する

証券会社の口座に送金するのに都度銀行へ出向いて窓口で送金手配したり、ATMから送金するのは結構大変です。 また現在はインターネットで送金する場合の手数料が最も安くなっています。

私は自分の給与振込み口座で、 インターネットの送金ができるようにしました。いわゆるメガバンクといわれるところでなく、 地方銀行でも最近はインターネットが扱えるところも増えてきました。 自分名義の銀行口座があれば株式投資のためにあらためて口座を作る必要はありません。 また証券会社とのつながりで銀行によっては送金手数料無料・リアルタイムで送金という銀行もありますので一考の価値はあると思います。

ちなみに株を売った利益の送金先も通常は送金した銀行口座と同じところになります。また郵貯の口座も利用できます。

(3) 証券会社を選び、証券口座を開設する

一昔前は株式投資をするときは、証券会社へ自ら出向いて口座を開設し、株式の売買は電話や証券会社へ出向いて行っていました。現在はインターネットの普及により、非常に多くのネット証券会社があります。ネット証券は店頭へ出向くことなく、全ての作業がパソコンの画面で終わります。また株価の動きや自分の資産状況もリアルタイムで分かります。口座を開設しても口座管理費が無料というところがほとんどですので、いくつか証券会社の口座を開設して、自分に合ったところをメインにするのも良いと思います。

証券口座選びのポイントとしては

  • 株式の売買手数料が安いこと
  • 株式売買の画面が見やすく扱い易いこと
  • 株式情報や株式のスクリーニング機能を多く提供してくれるところ
  • 株式の売買の種類が多いところ(W指値など)

などでしょうか。証券会社に作る口座は「特定口座・源泉徴収あり」を選ぶことです。これにより、株式の売買で得た利益に対する税金(源泉徴収)の支払いは自動的に証券会社がやってくれますので一切の面倒は払拭されます。ですのでサラリーマンには馴染みの薄い確定申告の必要はありません。

(4) 株式投資に使えるお金を準備する

ハイリスクハイリターンであるがゆえに一番困るところですね。そしてまたこれが無いと事が始められません。自分が自由に使えるお金 …つまり万が一損失が出ても自分の生活に影響を与えない資金であることがサラリーマンの株式投資では重要だと私は考えています。

  • 毎月のお小遣い
  • 出張費が振り込まれるナイショの口座のお金
  • お酒やタバコを止めてそれをあてがう
  • へそくり

など色々考えられますが、私の場合は自宅にあった不要なもの …例えばベビーベッドや使ってない一眼レフカメラなどをネットオークションで売って資金を増やしました。そしてなにより自分の趣味で持っていたオーディオ機器類などもオークションで売り資金を増やしました。 結果として100万を超える資金を工面することができました。投資規模にもよりますので最初は10万程度でも良いかもしれません。

証券会社の口座が開設できたら、その口座にお金を送金しておきます。勝手に送金したお金がどこかへ行くことはありませんので…念のため。

(5) 心構えをする

株式投資で利益を得る、というのことには人の心理が多々絡んできます。 そして利益ではなくきっと損をすることがあります。 しかし何億円という大きな利益を上げた人でも勝率は3勝7敗という負け越しの人がほとんどだと言われています。損をしても凹むことなく、それを勉強代だと思って、次へその経験を生かせば良いのです。

むしろ「もう少し株価が上がるんじゃないか…」、「株価は下がってきたけど、もう少し待てば再び上がる気がする…」、 という根拠の無い考え方はしないようにすることです。また株価は上がりだすと急激に上がることがありますが深追いをしないことです。 10%も1日で株価は上がることもありますが、あえて1%の利益が出たら売ってしまう…このくらいの気持ちで臨むことが良いでしょう。 複利で考えれば分かることですが1日1%の利益でも70回の売買で資金は2倍になるのですから。

(6) 実際の投資の前に投資手法を考えてみる

さて株式投資をする上でのインフラは整ったわけですが、どんな株をいつどのくらい買っていつ売るか …というような投資手法を時間の有るときに少し考えてから実践することをお勧めします。 一般的な投資手法は多くの書物やサイトで紹介されていますのでここでは割愛します。よくある「絶対儲かる特選銘柄」のような本はある種タイムリーなネタばかりですので数ヶ月もすると使えなくなってしまうことが多いのであまり拘らないほうが良いでしょう。